あまり時間がないのでここだけ更新しています。
その日書いた分をまとまりなく記事にしています。
ある程度まとまったらHTMLにする予定です。
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もうびっくりするぐらい全然季節外れな話なんですけど
クリスマス的なことを考えていました
季節ネタって考えたことなかったなって唐突に思ったのですよ
書いてるものの中には、季節がどうとか書いてあるのは結構あると思うんですが
しかし季節イベントみたいなのは書いてない
書いてる人があんまり季節イベントに興味がないからですね
何故か会計委員会とクリスマスについてぱっと思い浮かびました
潮江かなり好きだからですね
あと集まって飯食ってそうだからですね
どこよりも
室町にクリスマスて
深く考えるとなんか混乱してしまうので
深く考えたくない
「先輩、そういえば今日クリスマスですよ」唐突に三木ヱ門が言った。
声をかけられた文次郎は、帳簿から顔を上げて、三木ヱ門の顔をまじまじと見返した。三木ヱ門の方も、なにやらまじまじと文次郎の顔を見ている。
「まだ、作業は終わっていないだろう」
少し不意を突かれた気がして、やや呆れ気味に言った。それから、私語厳禁だぞ、と咎めようとして、はっと気がついてやめた。
どうやら三木ヱ門が見ているのは、文次郎だけでなく、その後ろの一年坊主たちもだと悟ったからだ。
団蔵と佐吉が、文次郎の背後で固唾を飲んで成り行きを見守っている。振り返らずとも判るのは、文次郎が忍者としての鍛錬を積んでいるからというよりも、単に二人がいつになく静かだから、というただそれだけのことである。寝ているのなら寝息が聞こえるし、寝ていないのならウンウンうなりながら書き物をしているはずだからだ。
「仕方ねえな」
苦笑して、ため息、肩の力を抜く。
突然、ガターンと音を立てて左門が立ち上がった。
「では、行ってまいります!」
と、机を踏み越えて、部屋から飛び出していこうとする。
「待て左門!」
三木ヱ門が慌ててその首根っこを掴み、勢い余った左門の両足が中に浮いた。じたばたと二歩ほど空中を歩き、バランスを崩し机の上に転倒。三木ヱ門も巻き添えだ。
「ああもう」
尻餅を付いた三木ヱ門がため息を吐いた。机の上に仰向けの左門はまだ足をじたばたさせている。
「何をやってるんだお前らは」
「いや、その」
三木ヱ門が言いよどんでいると、団蔵と佐吉が代わりに話始めた。
「実はもう夜食の準備は整ってるんですよ」と、佐吉。
「といってもボーロいっこだけだけどね」と、団蔵。
「ボーロ? 長次にでも作ってもらったのか?」
「今日は食堂のおばちゃんに頼みました! 冷やしておいた方がいいって言うんで、あそこ」団蔵が引き戸を少し開けて、庭の石灯籠を指さした。
「あの中に隠してます」
「あの火が付いていない灯籠か。なるほど、火袋の中に何かある」
火袋というのは灯火が入る部分で、忍術学園に置いてある簡単な作りの灯籠の場合は単純に大きな窓が開いているだけになっている。ちょっとした物ならば差し込んで置いておくことができるだろう。その上屋根があるのだから、食品の一時的な保管場所にはうってつけだ。
「踏まれちゃったりしたら困るんで」
「なるほどな」
文次郎がうなづく。
「僕が取りに行ってきます」
「僕も手伝うよ」
「いーや、アホのは組の手伝いなんか必要ないね」
「なんだと!」
言い争いながら、佐吉と団蔵が部屋を飛び出していこうとした。
ボーロが入っていると思しき箱は、見たところ文次郎なら片手でも運べそうなぐらいの大きさしか無いのだが。
「待て待て。休憩は各自あと」文次郎は各々の机の上を一瞥した。「一、二冊済ませてからだ」
「えー」
文次郎以外の四人は口を尖らせて、大声を出した。不満。
「当初の予定通りやらねばならん。でないと明日に持ち越しだ」
「明日」
団蔵が嫌そうな顔をした。忍術学園は明日から冬休みだ。冬休み初日から、学園に引き止められるのは大いに困る。家に帰る前に、は組全員で裏山へ雪遊びに行こうという約束があった。沢山遊ぶために、朝の日の出と共に学園を出発しようと決めていた。
団蔵の他も、苦い顔だ。
「気合入れりゃすぐ終わる。ほら、机に戻れ」
「はーい」
トボトボ歩いて席に付く。ひっくり返っていた左門がやっと起き上がって、ずれた机を元の位置に戻そうと、机を両手で押した。
「そっちじゃない!」
元あった場所の真逆に向かって、だった。三木ヱ門が怒鳴りながら、左門と向い合って机を押し合った。
「こっちですか!」
右に引っ張る。
「左だ!」
「やっぱりこっち!」
右に引っ張る。
「お前から見て左だ!」
文次郎はそんな光景を見ながら、
「今日の夜食は、鍋だ」と、何となく言った。
「え、夜食あるんですか!?」
「やったー!!」
佐吉と団蔵は聞き逃さなかった。大はしゃぎだ。
「あるならあると言ってくださいよ」
「いつの間に準備されたんですか?」
「ん、まあな。今日は遅くまでかかるだろうと思ってな」
それに、クリスマスだからな、と付け加えた。
「一区切り付いたら食堂に取りに行くぞ。それまで集中しろ」
「はーい」
元気な返事だった。
という感じのネタを考えました
つまりクリスマスつっても結局飲み会だから別にイベントって感じがしない
ので自分的にはあんまり季節イベントに興味がないのだ
春の花見も夏のなんかとか あと えーと なんか 色々イベントとか
だいたい飲み会になりますからね、全部同じです
思ったより長くなったので、後でHTMLにして更新します
クリスマス的なことを考えていました
季節ネタって考えたことなかったなって唐突に思ったのですよ
書いてるものの中には、季節がどうとか書いてあるのは結構あると思うんですが
しかし季節イベントみたいなのは書いてない
書いてる人があんまり季節イベントに興味がないからですね
何故か会計委員会とクリスマスについてぱっと思い浮かびました
潮江かなり好きだからですね
あと集まって飯食ってそうだからですね
どこよりも
室町にクリスマスて
深く考えるとなんか混乱してしまうので
深く考えたくない
「先輩、そういえば今日クリスマスですよ」唐突に三木ヱ門が言った。
声をかけられた文次郎は、帳簿から顔を上げて、三木ヱ門の顔をまじまじと見返した。三木ヱ門の方も、なにやらまじまじと文次郎の顔を見ている。
「まだ、作業は終わっていないだろう」
少し不意を突かれた気がして、やや呆れ気味に言った。それから、私語厳禁だぞ、と咎めようとして、はっと気がついてやめた。
どうやら三木ヱ門が見ているのは、文次郎だけでなく、その後ろの一年坊主たちもだと悟ったからだ。
団蔵と佐吉が、文次郎の背後で固唾を飲んで成り行きを見守っている。振り返らずとも判るのは、文次郎が忍者としての鍛錬を積んでいるからというよりも、単に二人がいつになく静かだから、というただそれだけのことである。寝ているのなら寝息が聞こえるし、寝ていないのならウンウンうなりながら書き物をしているはずだからだ。
「仕方ねえな」
苦笑して、ため息、肩の力を抜く。
突然、ガターンと音を立てて左門が立ち上がった。
「では、行ってまいります!」
と、机を踏み越えて、部屋から飛び出していこうとする。
「待て左門!」
三木ヱ門が慌ててその首根っこを掴み、勢い余った左門の両足が中に浮いた。じたばたと二歩ほど空中を歩き、バランスを崩し机の上に転倒。三木ヱ門も巻き添えだ。
「ああもう」
尻餅を付いた三木ヱ門がため息を吐いた。机の上に仰向けの左門はまだ足をじたばたさせている。
「何をやってるんだお前らは」
「いや、その」
三木ヱ門が言いよどんでいると、団蔵と佐吉が代わりに話始めた。
「実はもう夜食の準備は整ってるんですよ」と、佐吉。
「といってもボーロいっこだけだけどね」と、団蔵。
「ボーロ? 長次にでも作ってもらったのか?」
「今日は食堂のおばちゃんに頼みました! 冷やしておいた方がいいって言うんで、あそこ」団蔵が引き戸を少し開けて、庭の石灯籠を指さした。
「あの中に隠してます」
「あの火が付いていない灯籠か。なるほど、火袋の中に何かある」
火袋というのは灯火が入る部分で、忍術学園に置いてある簡単な作りの灯籠の場合は単純に大きな窓が開いているだけになっている。ちょっとした物ならば差し込んで置いておくことができるだろう。その上屋根があるのだから、食品の一時的な保管場所にはうってつけだ。
「踏まれちゃったりしたら困るんで」
「なるほどな」
文次郎がうなづく。
「僕が取りに行ってきます」
「僕も手伝うよ」
「いーや、アホのは組の手伝いなんか必要ないね」
「なんだと!」
言い争いながら、佐吉と団蔵が部屋を飛び出していこうとした。
ボーロが入っていると思しき箱は、見たところ文次郎なら片手でも運べそうなぐらいの大きさしか無いのだが。
「待て待て。休憩は各自あと」文次郎は各々の机の上を一瞥した。「一、二冊済ませてからだ」
「えー」
文次郎以外の四人は口を尖らせて、大声を出した。不満。
「当初の予定通りやらねばならん。でないと明日に持ち越しだ」
「明日」
団蔵が嫌そうな顔をした。忍術学園は明日から冬休みだ。冬休み初日から、学園に引き止められるのは大いに困る。家に帰る前に、は組全員で裏山へ雪遊びに行こうという約束があった。沢山遊ぶために、朝の日の出と共に学園を出発しようと決めていた。
団蔵の他も、苦い顔だ。
「気合入れりゃすぐ終わる。ほら、机に戻れ」
「はーい」
トボトボ歩いて席に付く。ひっくり返っていた左門がやっと起き上がって、ずれた机を元の位置に戻そうと、机を両手で押した。
「そっちじゃない!」
元あった場所の真逆に向かって、だった。三木ヱ門が怒鳴りながら、左門と向い合って机を押し合った。
「こっちですか!」
右に引っ張る。
「左だ!」
「やっぱりこっち!」
右に引っ張る。
「お前から見て左だ!」
文次郎はそんな光景を見ながら、
「今日の夜食は、鍋だ」と、何となく言った。
「え、夜食あるんですか!?」
「やったー!!」
佐吉と団蔵は聞き逃さなかった。大はしゃぎだ。
「あるならあると言ってくださいよ」
「いつの間に準備されたんですか?」
「ん、まあな。今日は遅くまでかかるだろうと思ってな」
それに、クリスマスだからな、と付け加えた。
「一区切り付いたら食堂に取りに行くぞ。それまで集中しろ」
「はーい」
元気な返事だった。
という感じのネタを考えました
つまりクリスマスつっても結局飲み会だから別にイベントって感じがしない
ので自分的にはあんまり季節イベントに興味がないのだ
春の花見も夏のなんかとか あと えーと なんか 色々イベントとか
だいたい飲み会になりますからね、全部同じです
思ったより長くなったので、後でHTMLにして更新します
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