あのですね 2009.06.10 Wed 21:40 | 日記

　エンターテイメントですよ。
　私が書きたいのはエンターテイメント。
　生死観も善悪観もそれは物語や表現の核に存在しているのであって、それを表面にさらけ出して描写する事は私はしません。
　書きたいものは、エンターテイメント。
　しかし私が書いているので、私の考えが色々と文章の裏に透けて見えるでしょう。そこに生死観や善悪観が見えて、それを中心に読み取るのも読み方の一つでしょうが。
　でも私が文章の中で一番大切にしたいのは、「興奮」です。楽しさや悲しさ、腹立ち、虚無感、性的なものも含め、そういう感情を喚起する文章を書きたいし、そう読ませたい。
　「興奮」或いは「感情」こそエンターテイメント。
　説教臭い話を書きたくないと言っているわけではありません。
　私は単に、自分の文章を私と読み手の一対一の感情交信のツールとしたい。感情が刺激されるってことは生きている証ですね。そういう意味では、これが私の生死観なわけですが。

　まあね、何が言いたいかというとですね、色々このサイトの文章について深く考察して下さる方々が結構いらっしゃるんですけどね、書いてる方は感情のままに書いてるので深くは考えていないのですよ、ということです。

　伏線とかもね……カラクリがどうとか仕掛けがどうとか褒めて下さるのは嬉しいんですけど、正体は後付と偶然と情報の遅出しですよ。そんな高尚なものはないです。残念ながら、書いている人は頭が悪いので。

　身に余る評価に申し訳ない気持ちになります。
　すみませんすみません、こんな所で文章公開しててすみません。
　落乱と絶望先生の同人シーンにこのクオリティの低い作品を公開してしまってすみません。