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あまり時間がないのでここだけ更新しています。 その日書いた分をまとまりなく記事にしています。 ある程度まとまったらHTMLにする予定です。
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 彼女は長い髪を無造作に闇の中で揺らしている。
 彼女は黄ばんだ街灯の下を歩いている。
 彼女は住宅街の隙間を縫う小道を歩いている。
 彼女は緑色のジャージを着ている。
 彼女は小汚いビーチサンダルを履いて冷たいアスファルトの上を歩いている。
 彼女は両手に何も持っていない。
 彼女はそれまで眠っていた格好そのままで家を出た。
 彼女は三十分ほど前に自宅を出た。
 彼女は家を出て五分ほど夢遊病患者のようにでたらめに歩きまわった。
 彼女はそうして目撃者のないことを確認し、改めて目的地へ向かった。
 彼女は駅前のファミレスの前を通過した。
 彼女はファミレスの店員の男女二人に目撃されている。
 彼女はそのことを意に介さない。
 彼女は住宅街を通りぬけ、三百メートル四方程度の畑を通りぬけ、その背後の森林へ向かっている。
 彼女は凶器を手にしていない。
 彼女は懐中電灯等を手にしていない。
 彼女は鬱蒼と茂った木々と草の隙間を迷わず掻き分けけて入っていった。
 彼女は初めからおれが後をつけていたことに気がついていない。
 彼女は森の中で自分の背丈ほどもある農作業用のスコップを拾い上げた。
 彼女はそれを数日前からそこに保管している。
 彼女はこの森に埋まっている死体を掘り返しに来た。
 おれは彼女の背中を追っている。
 深夜二時半。道の両側を取り囲む建造物は、家・アパート・商店・倉庫、ほとんど全てが電灯を落としている。
 野良猫、野良犬、鼠、鳥、虫、ひっそりと、人間以外の生き物の呼吸する音が聞こえる。その中に、おれと彼女の足音が紛れ込んでいる。
 目撃者はない。
 憂鬱にちらつく街灯の下を、彼女のか弱い背中が大股で進んでいく。
 悟られないように、おれは息を殺して後をつける。近づき過ぎないよう、見失わないよう、距離を保ちながら。



もう全部書き直すかどうかも悩んでいる
頭の部分から

ラノベを意識して学校から話を初めて見てたけど
あれあんまり必要ないシーンだし
でもあったほうがいいのか
うーん
うーん

まず本を読んで
テンポ取り戻そう


ところで遅ればせながら五一巻読んだんです
雷蔵が参謀タイプってことは
五年は
久々知 超近距離
勘右衛門 中~近距離
竹谷 中~近距離+虫獣による変則的間合
鉢屋 飛び道具
不和 作戦参謀

めちゃめちゃバランスいい!
協力戦強そう

と思って大変興奮しましたよ
やっぱり五年は六年四年と比べて協調性があるって位置づけで決まりなんでしょうか
つまりそれが殺陣的にも意識されてるということですよ
ですよね?


ところでこの話が一年早く描かれてたら
EDは五年も動いただろうと思わなくもない
次に北石照代

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