あまり時間がないのでここだけ更新しています。
その日書いた分をまとまりなく記事にしています。
ある程度まとまったらHTMLにする予定です。
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本当は12時までに寝たいんです
しかし書き始めるとテンションが上がって切り上げられない
眠くて 頭が痛い
月曜日は特に 眠いので頭が痛い
単に眠いだけ頭痛
しかし書き始めるとテンションが上がって切り上げられない
眠くて 頭が痛い
月曜日は特に 眠いので頭が痛い
単に眠いだけ頭痛
と、聞こえた。
綾部、だった。
聞き間違いでもなく、覚え間違いでもなかった。
偶然でもないだろう。
「綾部」
おれは振り向きざま、そこそこはっきりとした声で、彼女を呼び止めた。
振り返った。二メートルほどの距離。
彼女は目を丸くして、不思議そうにおれを見上げた。
彼女の友人らも不思議そうに首を傾げていたし、尾浜は「どうした?」とか何とか言っていた気がする。どうでもいいので覚えていない。
「綾部?」
おれはもう一度確認するように、呼びかけた。
三秒間ほど見つめ合った。
彼女はまじまじとおれを見て、おれも同じようにまじまじと彼女を見る。
正直な話、彼女が何か反応してくれないと、おれは彼女が本当にあの「あーちゃん」なのかどうか判らなかった。
記憶とかいう曖昧なものに信用が持てなかった。経験的に。経験がないために。
彼女は果たして、おれの期待通り、「あ」とか「う」とか、とにかく表記しがたい短い驚きの声を上げた。
覚えている。覚えられている。
ということは、あーちゃん、だ。
「会いたかった」
おれがそう言うと、彼女はいよいよ驚いて、目を丸くし、口元を歪めた。
「どちら様ですか」
不快そうに言葉を返した。
断ってくおくと、おれは取り敢えずの流れで会いたかったなどと言ってみただけであって、本当に会いたかったかと問われると、実は会いたくなかったかもしれない。
遠くで眺めているだけでよかった。と、言うと奥ゆかしいストーカーのようだが、まあ、概ね間違いじゃない。あの事件を生き延びた彼女の現状が判ればそれだけで十分だった。
だのに思わず話しかけてしまったのは、本人を確認したかったから――という後付け。
思わず、だ。動いた瞬間、意図せず。意図なく。
思ったことだけを行動できるなら、人間って非常に便利だろうと思うんだけど。理性で全部制御できたら。もちろん呼吸とかそいうのは抜きにして。
とにかく、別に心底会いたかったわけでもないので、あからさまに他人のふりをされても精神的ダメージなどなかった。うん。
「昔、近所に住んでた」
おれは努めて明るく質問に答えた。間違いじゃない。だから嘘じゃない。
「覚えてる?」
「え」
彼女は眉を険しくしかめて、伏せ目におれから視線を逸らした。それから、助けを求めるように、横の女子の顔を見上げた。
助けを求められた少女は、彼女を庇うように、一歩前へ出て立ちふさがった。派手な見た目の茶髪の少女だった。
「あの、もしかして今日転校して来た方ですか?」
代理人らしい。
「そう。二年の」
「……綾部が嫌がってるんですけど」
嫌悪。される謂れはない。そんな風に犯罪者のような目で見られるのは。
尾浜が後ろで、「だから言っただろ」とかぼやいた。
綾部、だった。
聞き間違いでもなく、覚え間違いでもなかった。
偶然でもないだろう。
「綾部」
おれは振り向きざま、そこそこはっきりとした声で、彼女を呼び止めた。
振り返った。二メートルほどの距離。
彼女は目を丸くして、不思議そうにおれを見上げた。
彼女の友人らも不思議そうに首を傾げていたし、尾浜は「どうした?」とか何とか言っていた気がする。どうでもいいので覚えていない。
「綾部?」
おれはもう一度確認するように、呼びかけた。
三秒間ほど見つめ合った。
彼女はまじまじとおれを見て、おれも同じようにまじまじと彼女を見る。
正直な話、彼女が何か反応してくれないと、おれは彼女が本当にあの「あーちゃん」なのかどうか判らなかった。
記憶とかいう曖昧なものに信用が持てなかった。経験的に。経験がないために。
彼女は果たして、おれの期待通り、「あ」とか「う」とか、とにかく表記しがたい短い驚きの声を上げた。
覚えている。覚えられている。
ということは、あーちゃん、だ。
「会いたかった」
おれがそう言うと、彼女はいよいよ驚いて、目を丸くし、口元を歪めた。
「どちら様ですか」
不快そうに言葉を返した。
断ってくおくと、おれは取り敢えずの流れで会いたかったなどと言ってみただけであって、本当に会いたかったかと問われると、実は会いたくなかったかもしれない。
遠くで眺めているだけでよかった。と、言うと奥ゆかしいストーカーのようだが、まあ、概ね間違いじゃない。あの事件を生き延びた彼女の現状が判ればそれだけで十分だった。
だのに思わず話しかけてしまったのは、本人を確認したかったから――という後付け。
思わず、だ。動いた瞬間、意図せず。意図なく。
思ったことだけを行動できるなら、人間って非常に便利だろうと思うんだけど。理性で全部制御できたら。もちろん呼吸とかそいうのは抜きにして。
とにかく、別に心底会いたかったわけでもないので、あからさまに他人のふりをされても精神的ダメージなどなかった。うん。
「昔、近所に住んでた」
おれは努めて明るく質問に答えた。間違いじゃない。だから嘘じゃない。
「覚えてる?」
「え」
彼女は眉を険しくしかめて、伏せ目におれから視線を逸らした。それから、助けを求めるように、横の女子の顔を見上げた。
助けを求められた少女は、彼女を庇うように、一歩前へ出て立ちふさがった。派手な見た目の茶髪の少女だった。
「あの、もしかして今日転校して来た方ですか?」
代理人らしい。
「そう。二年の」
「……綾部が嫌がってるんですけど」
嫌悪。される謂れはない。そんな風に犯罪者のような目で見られるのは。
尾浜が後ろで、「だから言っただろ」とかぼやいた。
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