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 だから予告とずれてしまうんですよ。
 ここ、笑うところです。


 反省してます。


 一昨日の続きです。

 まあ中二病っていうのは冗談です。別に怒られたから撤回した訳じゃないです。
 いつも場当たり的に適当に発言しているので、後からちょっと違うかなと思って言い直すことが多い。
 でも四、五、六年が中学一~三年の年齢だと考えると、さもありなんっていう気もします。
 六年とかすごく中三病っぽいですね。中三病って今考えたんですけど。中二病が煮詰まってそれぞれの方向へ走り出してしまった感じ。

 それは置いといて。

 鉢屋の「変装をする・顔を見せない」っていう行為は、彼の考える格好良さなんです。
 14歳ぐらいだと、自分の理想とか憧れとか、素直に体現できる年齢だと思うんですよ。自分の考える理想に向かって普通に行動できる年頃なんです。
 鉢屋の自信満々の態度からは、そういう少年らしさを感じます。
 考えてみると結構年相応の性格してますよね。
 作戦行動中も全体から判断した利益よりも目の前の相手をからかうことを優先したり、後輩に無意味に自分の能力を見せびらかして遊んだり、冷静に考えて勝てるはずのない相手に全然勝てる気で勝負を挑んでみたり、まあ若いです。
 その若さが妬ましいよ。

 最新刊の雑渡さんとの勝負の話、あれほんとに鉢屋らしですよね。
 描いてある内容だけで判断すると、確実に勝てる気で勝負を挑んだのは潮江と鉢屋だけじゃないですか。他のキャラはどういう意図でついてきたのか描写は無かった筈です。
 潮江も自分の理想に走って行ける性格してますよね。
 羨ましいよ。その若さが羨ましい。中学の頃とか無茶苦茶戻りたい。
 中学生ぐらいから人生やり直したい。

 あれが既に大人になっている人物、例えば土井先生とかだと、多少因縁があっても明らかに実力差のある相手にはあんな形で勝負を挑んだりはしないと思います。
 今までの話の中でも、土井先生が明らかに格上と思われる人物と戦ったシーンは何回かあったと思いますが、それでも真っ向勝ちには行ってないですね。
 何とか有利になるようにあれこれと策を練りつつ、或いは目的だけを達成して勝負は回避という流れでした。
 鉢屋は(というか五年全員)それをしなかった。
 なんか普通に正面対決してます。忍者としていいのかそれ……。
 鉢屋と竹谷は自分の得意と思われる術を使っていますが。
 得意分野だけで勝てる相手じゃないと思うんですけどね。使える物は何でも使うっていう忍者の鉄則。というか兵法の鉄則か。
 でもそういうのよりプライドとか格好良さとか、なんか上手く言えないんですけど自分の抱えてる自信? これはプライドか……まあそういうのの方が先に出るんでしょうね。

 そもそも雑渡さんと戦った理由が非常にどうでもいいというか、戦略的に完全にどうでもいいっていうか、それも理想とか格好良さとかプライドとかの話でしたもんね。

 まだ続きます。

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