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 もう終わっちゃってて、誰も見に行けないんだから書く必要ないんじゃないかと思った。


 でも書く。


 良かった点と悪かった点を箇条書きで。

 良かった点
・ギャグのセンスと間と勢い
・全キャストの演技
・一部曲のメロディ
・原作・アニメファンを前提とした演出等

 悪かった点
・脚本のプロット
・歌
・ダンス
・殺陣
・客のマナー

 悪いとまでは言わないけどもっと頑張って欲しかった点
・音響
・装置
・衣装


 多分数値化して評価すると、悪い点の方が多いので、高得点にはならない。

 でもそれを補って余りある程、良かった点が大きいので結局良い舞台だったんですよ!!!


 悪かった点について先に書きます。

 脚本は、既に書きましたが整合性が取れていない。
 ただし上演時間が短い舞台だと良くあることなので、そんなに大きなマイナスにはならないです。

 歌・ダンス・殺陣はダンス以外は脇役に上手い人がそれぞれ配置されてはいるんですが、主役の6年6人は褒められる点は一つもありません。
 歌は潮江がパートによっては頑張ってましたが、でも全パート上手くいって、六人全員がそのレベルで、それでも歌メインのミュージカルだったら金返せレベルです。
 この三つの要素だけで見たら、学生劇団でももっと頑張ってる所あるよなあ、っていうぐらいのレベルです。
 でもそれを期待して見に行く人なんていないだろうから、良いんだろうと思います。
 もっと上手い人がいたら、骨のあるミュージカルになってたでしょうが。

 客のマナーはホント酷い。
 私は一回目は公演が始まって結構すぐの日に行ったんですが、その頃はそんなにマナーは気になりませんでした。
 しかし公演日数が進む毎に、どんどんマナーが悪化して行っていました。
 暴れるとか叫ぶとか、いくらああいう趣旨の舞台でもやっちゃいけないと思うんですよ。
 「やばいやばい」「かわいい」「仙様」「こへ~」というのを、上下左右から叫び囁き続けられました。
 あとカップリングを囁いてるのも聞こえたかな。
 とてもいたたまれない気持ちです。
 後ろの席の方の声がものすごい耳元で聞こえたりとか。どんだけ前のめりになってるんですか。
 そもそも囁くこと自体マナー違反だし。
 赤壁さんが小平太を蹴り飛ばすシーンで、世界の終わりのような悲鳴を隣で上げたりとか。
 椅子は蹴るし。
 曲中の手拍子で手を横に振りすぎて、何回も腕を殴ってくる方もいました。
 思い出すと本当に数えられないぐらい、マナーの悪い行為がありました。
 役者さんも客のリアクションが大きすぎて、芝居の間を取りかねているシーンが何回かありました。
 役者さんの中には公式ブログで苦言を呈している方もいらっしゃったので、本当に最悪だと思います。
 本人に言わせるって本当に最低ですよ。
 こんな風に客のマナーが悪いままでは、舞台そのものの評判も下がってしまうのではないかと思います。

 また、個人的な意見なんですが、こういった行為が許容されるような内容の舞台が、今後忍たまを題材にして作られるようになって欲しくないと思っています。

 音響自体はマイクの切り忘れ・入れ忘れとかのミスがあったぐらいで、目立って悪いわけじゃなかったんですが、六年の歌を聴いているとどうも、なんとかできなかったのかと思わずにはいられません。
 歌は階段の上り下りをしながらも切れたりしていなかったので、ほぼ録音のようでしたが、それならもっと音量とか音程とかを何とかしろと。
 多分編集はリバーブかけただけですね。
 音節で突然音量上がってたりしたから確実にコンプもかけてない。
 音程は本当にもっと本気で編集しろと、絶望先生のキャラソンを聴きながら思いました。


 良かった点は説明しがたいんですが、とにかく畳み掛けるようなテンションの高いギャグが良かった。
 前途のように原作ともアニメともノリは違うんですが、どちらかというと原作よりかな?
「何頭の中でおにぎり六等分してるんだ」
「ならばお前はおにぎり100個を端から一つ残らずきれいさっぱり食い尽くせると言うのか」
「具が同じじゃなければな!」
 この辺りのセンスは上手いと思いました。
 こういう台詞がすっと出てくるぐらいのお笑いレベルが自分にも欲しい。
 あと宝禄火矢に点火した潮江の重々しい「ミュージックスタート」とか。
 こういうギャグは原作でもアニメでも無いものですね。


 つまり今回のミュージカルの大きな見所は、些細なことで大騒ぎする六年にあると思うんですよ。
 仲間内で馬鹿なことをやっている時と同じような、そういう楽しさ。

 15歳っていう設定ですけど15歳には見えないですね。
 それは役者さんが殆ど20代だからっていう訳じゃなくて、アホの度合いが大学生ぐらいのような感じがしたんです。
 でもファンは六年を15歳とは微塵も思ってないだろうので、設定としては正しいと思います。
 食満の中二病も実際の中二より大学一、二年ぐらいの中二病レベルですよね。

 専門の学校に行ってるから自信持っちゃうんだよなーって思いながら見てました。
 こういう大学生見たこと有るよ。
 というか自分の中の恥ずかしい記憶が蘇る気がして、あの食満を悪く言うことができない……。

 学生のくせに「俺もあのくらいできる。むしろ俺の方ができる。俺を使えばいいのに」と言ってしまう感じ。
 ああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
 できるんだったら何でそんなところで燻ってんの? っていう話ですよ。

 そんなリアルアホだからこそ、テンション上がって大騒ぎするのが楽しい。
 そんな感じ。


 まあそんな楽しい六年のアホさを支えていたのがキャスト陣の演技です。
 これは食満が偶に噛んだりして素に戻ったりした以外は特に言うことない。
 予測なんですが、メインキャストの六人はそれぞれの役に自分の中の若さというかアホさというかそういうのを重ね合わせて演じてたんじゃないかと思います。
 それぐらいリアルな若さでした。

 漫画の中のキャラクターとして台詞を再生するだけではなくて、役として人格として解釈してくれていたということが本当に嬉しく思います。


 ギャグが原作ともアニメとも違うと書きましたが、原作のネタは随所に盛り込んであります。
 だいたい落乱における六年のお約束的な台詞や展開・行動は外さずに入っています。
 その辺が落乱よりと思わせる所以ですね。
 しかしそのネタの説明のために冗長になっていたり、説明が無くて突拍子がなかったりしたところもあったので一長一短ですが。
 でも自分が知っているネタが使われると、やっぱりオタクは嬉しいですね。


 総じて原作ファンなら楽しめる内容でした。
 原作ファンでなくとも、ミュージカルを求めず笑える舞台が好きなら楽しめる内容でした。
 ミュージカルを求めていても、中劇場以下の規模で偶にあるどうしようもないクオリティの歌やダンス、殺陣を「そういうもんだ」と思える人なら楽しめます。
 大劇場系しか見てなくて落乱は興味ない笑える舞台も好きではない、だったらきついかもしれない。

 とにかくメインキャストが皆はまり役だったのは、すごい事だと思います。

 しかし次があるなら普通にミュージカル俳優を連れてきて欲しいです。
 例えば五年なら、一人が歌メインで活動している人、二人がダンスメイン、二人が殺陣メイン、そんな割合でいいから。
 全員全部できる大スターを持ってこいってわけじゃないので。

 でもどうやらドームとの契約している舞台みたいなので、いつもあの舞台に出ている若手が主役で出るのは仕方ないんでしょうね。



 あ、そういえば結構話題になっている食満のキャラ付けに関してなんですが、これは原作とアニメにおけるキャラの違いぐらいの違いです。
 原作だろうがアニメだろうが、あまり登場しないキャラが沢山登場して性格が固まってきた時に「○○はそんな事言わない」状態になる方は今までも落乱・忍たま界隈で結構見掛けましたが、そういう程度の話だと思ってます。
 だから「○○はそんな事言わない」状態になりやすい人は観ない方がいいかもしれません。
 もうDVDが出れば、っていう話ですが。

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 ミュージカルが終わってしまった。
 なんか凄い喪失感。
 こんな喪失感生まれて初めてだ。
 よっぽど落乱とミュージカルが好きなんだなと自分でも思います。

 ネタバレ感想とか書いても気持ち悪くなるだけな気がしますが、明日とかに書きそうな気もします。


 おにぎり六等分とかおにぎり百個とか普通思いつかないだろう。
 その辺の台詞のセンスに脱帽しました。


 あと昨日も書いてますが、潮江と小平太の人物解釈が、16期で新しい流行が出る前のものに近くてすごく懐かしい気分になりました。

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 そういえばミュージカルでの潮江と小平太の人物解釈は、16期以前のイメージに近いと思いました。

 曲は裏でエレクトーンか何か弾いてるみたいですね。
 スタッフクレジットが無いってことはyoshizumiさん本人なのかな。

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 ここ数日の日記特に気持ち悪くないですか。
 下に書いてる通り、わけのわからないことを言おうとしてるのはそうなんですが、わけのわからないことっていうより気持ち悪い感じになってる気がする。

 できればこう、格好良くわけのわからない感じが理想なんですけど。
 けどって言われてもな。
 格好良くわけのわからない感じってどんなんですかね。

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 いたたまれない。いたたまれない。


 ミュージカルを否定する人間がいないと思っているのではなくて、そりゃ確かに幾つか観て苦手になる方はいるでしょうが、未来過去現在この世の全てのミュージカルを観て否定しているわけではないのだから、その否定は意味がないから気にしないんだよっていう意味です。

 そもそも、物事を一方方向から否定してしまうのが間違いだと考えています。
 いろんな角度から見て、色んな側面要素を見て、判断しなければならないんですよ世の中は!
 だから一方方向から見ただけの意見は大した意味がないんです。
 ないんです。
 だからミュージカルを一つ二つ見て否定する意見は、その見た一つ二つのミュージカルに対する意見であって、ミュージカル総括に対する意見ではないのだから、ミュージカル総括に対しての考えとしては意味がないってことです。

 一方的な見解は一方的な側面のみへの見解でしかない。
 ならばなにもかもすべてを認識した上でのなにもかもすべてへの否定は存在しうるのか?

 でもミュージカルが苦手な人でも、多分この世に一つぐらいは楽しめるミュージカルが存在するでしょう。
 どれかとか知らないのでお奨めはできません。しません。
 まあ今なくても未来とかには多分ありますよ。宇宙の果てにあるかもしれません。このようにあまりにも不確定。否定は不確定、肯定も不確定。
 つまり要するになにもかもすべてという概念は結局存在し得ないんですよ。
 存在し得ないのだから結局は意味のあるは存在しないじゃないか。
 というなんかこう哲学的な物理的なこうちょっとSFチックな考えを常に持っていきたいと思っている。


 結局はなにもかもすべてとは絶対にこの世に存在しないのだなにもかもすべて!

 ↑レトロSF的な響きで気に入りました。
 こういう矛盾の成立しているフレーズが何か好きだ。
 居心地の悪い滑稽さがあります。

>ミュージカルを否定する人間は敵です。本当です。敵です。
>もちろんミュージカルを否定する人間などこの世にいないと思いますので、敵は皆無です。

 つまりこのフレーズは単純に世界の広さを表現するとともに、攻撃的な発言でありながら矛盾を成立させることにより滑稽さと逆説的な宇宙の真理を表現しようとしたのだ。
 いや本当にそんな気持ちで書いたんです。
 そもそも敵がいないことを直後に宣言しているのにいない敵へ攻撃的な態度を取るというのが既に矛盾していて滑稽なんですよ。
 いくつもの矛盾を発生させた発言をしたり顔で言うっていうばかばかしさ。
 そしてミュージカルの話題で飛躍的に世界とか哲学的な意識とかを持ち出すばかばかしさ。
 あと突然敵とか言い出す気持ち悪さ。


 簡単に言うと自虐ネタです。
 頭大丈夫か? っていう反応を想定して書きました。

 でも説明しないと判らないっていう時点で大失敗ですね……。
 総括的に、を付けるべきだったかな。付けておきます。
 もっと判りやすく、それでいてなんかこう、なんかこうな発言を繰り出したいものです。


 世の中は矛盾だらけです。この日記も矛盾だらけです。
 何が言いたいのかはハッキリしてるんですが、何を言っても矛盾になる。
 つまり人間は矛盾する生き物だということだ。

 なんか深いこと言いたい気持ちはあるんですけど、頭が悪いので言えない。


 日記として書いてみたはいいものの、多分これ誰が読んでも意味判らないですね。
 支離滅裂だ。同じ事を何度も言葉をかえながら言っているだけです。
 でもそういう支離滅裂さに憧れる年頃とかある。
 23でそんな年頃だと流石にやばいとは思う。


 ちなみに言うまでも無いとは思いますが、この日記に対する反応として想定しているのも、「頭大丈夫か?」です。
 変人ぶりたいんです。
 そういうものに憧れる年頃だから。


 ループする。
 同じ事を言葉をかえて言い続けるだけなのだ。



 普通に話をしますと、私は一度書いた日記は消さない主義なので消しません。
 しかしもしも一昨日の日記で攻撃を受けたのだと思われたとしたら、申し訳ありませんでした。
 でも書いた通り、敵なんて一人もいないと思ってるんです。
 例え幾つかのミュージカルが苦手でも、結局誰にも敵意を持たないということです。

 この四行だけで今日の日記は別にいいんじゃないか。

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